ちょっとバッグの四方山話
荷物を入れるのに よくトートバッグを使います。
ガサッとたくさん資料が入るのでとても重宝しています。
そのなかで、気に入っているのがプラダのリバーシブルトートバッグです。
そういえば、以前はこんな素材ではなかったなーーーと思い調べてみました。
プラダは、1913年にイタリアで創業された高級ファッションブランドです。
プラダの特徴は、最高品質の素材を使用し、優れた職人技を持つ工場で手作りされることです。とは言え、そういったブランドはごろごろいそうですよね。(>_<)
プラダが革新的とされるのは、バッグの素材に”ナイロン”を本格的に導入したことです。
当時、主な素材は皮や綿、ウールなどです。ナイロンは主にパラシュートやストッキングの製造に使用されており、バッグに用いるなど思いもよらぬ発想だったようです。プラダは、ナイロンをファッションアイテムの材料として初めて採用しました。ナイロン製品は軽く、丈夫で防水性に優れており、プラダが提供するハンドバッグや旅行用バッグは、この素材の採用によって注目を集め、多くのファッショニスタから支持されるようになります。
また、プラダは、革新的な生産技術を開発することでも知られています。例えば、プラダのトートバッグは、組み合わせ式あるいはリバーシブルとして作られています。
異種素材を表と裏にしようし各々に個性をもたせたトートバッグ。持ち手やファスナーなどのアクセサリーも取り外し可能で、デザインの自由度が非常に高いことも特徴の一つです。
そして、企業体として、生産ラインを改善することにも取り組んでおり、人手による制作にかかる時間を短縮することで、製品の品質向上やコスト削減に成功しています。
現代では、当たり前になっているファッションシーンですが、一つのブランドの斬新な試みから生まれ世界にうねりを巻き起こしたすごいことだったのですね。
ここにあるナイロン素材を用いたバッグは、このブランドの試みから派生したものと考えると歴史を感じます。とは言え、バッグはバッグです。トートバッグは荷物をたっぷりかかえてもらって、肩に掛け前に進んでいきます。(^^♪
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