赤ちゃんには見えない色がある?視力はいつから見えるのか紹介
赤ちゃんの視覚っていつから見えるの?
生まれたばかりのころの視力はなんと0.1以下。
ほとんど見えていません。
ですが、動いているものを見つめたり、追ったりすることが出来るようです。
6か月を過ぎたころにやっと視力は0.1くらいになります。
視力0.1の世界は簡単に説明すると、すべての物の輪郭がぼやけている状態です。
ですが、親が笑ったりするとなんとなく表情の変化を認識できるようで、反応を示してくれます。
ぼやけた世界の中で床に落ちたちょっとしたものを発見したりするのってすごいですよね。
遠くのものはぼやけてしまいますが10cm~20cmくらいの距離のものだと比較的見えるようで、自分の身の回りに最適化されているように思えますね。
視力が悪いといってもお気に入りのモノや形、感触はあるみたいなので、色々と触らせたりかじらせたりすると脳の発達の手助けができますよ。
1歳の間に視力は0.2~0.3くらいになります。
まだ遠くのものはぼやけていますが、20cmくらいの距離のものであれば比較的見えるようです。
輪郭のぼやけ具合も改善されてきますので、より一層、表情を認識してくれるようになるようです。
本は1歳を過ぎたころから見せると形をなんとなく認識するようになります。
2歳の間に0.4~0.6くらいの視力になります。
視野角は大人と比べてまだまだ狭いのですが、視力はやや弱めの大人くらいになりますので、●や■そして▲などのカタチは結構区別がつくようになるようです。
絵本も割と楽しんでくれます。
3歳以降は視力が0.6~1.0と年齢を重ねることで段々と向上していきます。
赤ちゃん、乳幼児、幼児の色彩感覚って?
生後間もない4か月ごろの赤ちゃんには実は色の好みがあることはご存じでしょうか?
Brown. A. M. & Lindsey. D. T. 2013 乳児の色覚と色の好みという研究で、4か月の乳幼児を対象に色の好みについての研究が行われました。
結果は赤や青などの原色が好まれるという結果でした。
ピンクと茶色の淡い色は反対に好まれず、ほとんど見向きもされなかったのです。
赤ちゃんは白と黒のコントラストが大好き
色彩感覚が未発達の乳幼児は、赤や青のハッキリとした色が好きです。
そして、白と黒の明暗がはっきりとしたものも好きです。
白と黒のみで描かれている絵本もありますので、年齢別でこういった要素も鑑みて選べると知育の発達により効果的です。
赤ちゃんは新しいモノが大好き!
乳幼児は新しいものが大好きだということはご存じでしょうか。
ある研究で前回見せた図形とまだ見せていない図形を比べて見せた時に、新しいもの未知のものを選ぶ傾向がとても強かったのです。
使ったものもカタチを覚えている。
ということですので、記憶も案外しっかりしていることがわかります。
追伸
赤ちゃん、子供は新しいものが大好きで、色を見分ける力や好みが既に備わっています。
お子さんとお出かけをして、旅に出て、色んなものを見に行って触りに行く経験をしてみてはいかがでしょうか。
子供の新しいものを追い求める力、チャレンジ精神、開放性は私たちに何でも出来るんだという夢と希望を与えてくれます。
お出かけ、経験の手助けにマザーズバッグがお勧めです。
スーパーのチラシとか、そこらへんに貼っては捨てしてました。そういうことだったんですね。
生まれてすぐはそんなに見えてないんですね。徐々に見えるようになるの知りませんでした